家庭学習を身に付けるために|親の行動OK・NG行動3つ

おうち学習(家庭学習)
家庭学習を身に付けるための親のOKNG行動3つ

毎日お疲れ様です、北海道2児ワーママのHAtoです。

「おうち学習ってどうやって身に付ければいいの?」「おうち学習を進める上で親にできること・気をつけることは?」などお悩みのパパママ必見です。

この記事は次のような方におすすめ!

  • わが子におうち学習を身に付けさせたい 
  • こどものおうち学習をサポートしたい
  • おうち学習のために親が気をつけることを知りたい 

おうち学習に取り組ませたい!自主的に学んでほしい!おうち学習を充実させたい!そんな方も多いと思います。

今回の記事はおうち学習、家庭学習に取り組むために大切にしたいこと、親のやるべき行動・NG行動についてご紹介していきます。

我が家では、毎朝6時からのおうち学習が定着しています。でも実は、以前までは「勉強やった?」「はやく勉強しなさい!」のセリフに親も子どももイライラする毎日を送っていました。そんな日々が嘘みたいに、朝起きたら子どもたちが自ら座って勉強しているのです…!

家庭学習・おうち学習を始めようとしている方、思うように進められていない方、「勉強しなさい!」と言いたくない方にとって、このブログが少しでもお役に立てると嬉しいです。

家庭学習を身に付けるために、3つの大切なこと

勉強しやすい環境づくり

アクセスは良すぎるくらいがベスト

人は20秒以上かかると「めんどくさい」認定をしてしまうのだとか。それではいつまで経っても習慣化できません。その日やるべきこと・教材だけを机に準備しておきましょう。

視覚情報は最小限に

勉強を始めようと机に向かっても、楽しそうな物が目に入ると集中力が続きません。テレビやおもちゃなどは視覚に入らないようにしましょう。また机の前に学校のプリントを貼ったり、机のマットの下に九九の表を入れたりしてませんか?そういった視覚情報もできるだけ取り除いてしまいましょう。

家庭学習における環境作りOKNG説明イラスト

我が家では、机のマットの下に公式表や九九ポスターを入れていたのですぐに撤去。机の上に置いていた教材・テキストも、机の下にスペースを作って隠しました!

子どもに合った教材選び

学習習慣を身に付けるためには、子どもに合った教材を用意することも大切です。基礎知識がない子どもにハイレベルな教材を与えても、できないことがストレスとなり、どんどん勉強が好きではなくなってしまいます。教材は主に、レベル別、目的別に分けられていることが大半です。子どもの得意・苦手分野は何か、どれだけ学習内容を理解しているのかをきちんと把握してから、そのレベルに合った教材を選びましょう。

ルーティーンを決めて勉強を習慣にする

家庭学習の習慣を身に付ける上で最も大切なのは、勉強をルーティーン化することです。夕方学校から帰ってきて30分間、朝起きたら30分間、など毎日の生活の一部にしましょう。子どもが成長するにつれて、ルーティーンを身に付けさせるのは難しくなるので、小学生のうちに早めに習慣化させて、勉強するのが当たり前の生活にしてしまいましょう。

行動心理学における法則の1つ「インキュベートの法則」では、行動を21日続けることで習慣化できる、と言われています。まずは1つの目標として「21日間継続」することを意識してみましょう!ある程度の期間続かなければ行動は習慣化しないため、「1日目はこれをする、2日目はこれをする…」といったように簡単な目標を立てながら、まずは21日間実践してみてはいかがでしょうか。

我が家のおうち学習は、1日のうちで最も元気な「朝」!

夕方は学校でへとへとで集中が続かない・なかなか勉強を始めないので、「起きたら座る」を習慣化することで、仕事終わり×ごはん支度の時間に「勉強しなさい!」と言うこともなくなりました~!(プチストレスからの解放)

家庭学習を身に付けるために、親の3つのやるべき行動

子どもの勉強を見守る

子どもの勉強に口出しをするのではなく、親はあくまでも「見守る」立ち位置でサポートしましょう。「あれやりなさい」「ちゃんと勉強しなさい」といった言葉は、子どもの学習意欲を下げてしまいます。わからないところがあればアドバイスをする、勉強の仕方を教えるなど、子どもに考えさせ、子どもに決めさせることを大切にしましょう。

親も一緒に勉強する

「将来のために勉強しなさい」と口だけで言うのは説得力がありません。親も一緒に勉強し、親が勉強している姿を見せることで子どもの学習意欲を上げましょう。親が勉強を始めたら、自分も勉強を始める、といった行動も習慣付けには効果的です。

日常生活の中で学びに繋がる会話をする

子どもは日常生活の中で様々な経験を通じて学びを得ます。普段の生活の中から学びに繋がるような会話や言葉掛けが大切です。例えば、買い物に行ったときにお釣りは何円になるのかを聞いてみたり、空に浮かぶ雲を見て、「明日の天気はなんだろう?」と問いかけてみたり、と日常生活には勉強に繋がることがたくさんあります。子供が興味を持ったことにプラスして教えてあげるだけで、子どもの好奇心を刺激して、新しいことを知りたいという気持ちを引き出すことができます。

(おまけ)たくさん褒める

椅子に座れたことなど些細な事から、勉強をしている姿勢やその成果を褒めて達成感を感じさせることが勉強を続けさせる上で最も重要です。「今日は1日で3ページも勉強したんだね!」などと具体的に褒めてあげることで、子どもは見守られているという安心感を得ることができ、また勉強に対する自信を持つことができます。ほんの些細なことでも細かに褒めてあげるようにしましょう。

気になることがあっても、一旦飲み込み、褒めるに変える!これが大切!

(でも難しいですよね。親の我々も頑張りましょう!)

家庭学習を身に付けるために、親の3つのNG行動

点数に一喜一憂する

テストの点数が悪かったからといって、頭ごなしに叱りつけたり、あからさまにがっかりした態度や表情を見せてはいけません。子どもは思っている以上に親のことをちゃんと見ています。毎回のテストで一喜一憂するのではなく、勉強していたという過程を大切に、しっかりと評価してあげましょう。また、次はいい点が取れるようにしっかりとサポートすることが大切です。もちろん、一生懸命頑張って良い結果が返ってきたときは、たっぷり褒めてあげましょう。

兄弟や友達と比べる

「あの子はできたのに…」「○○さんは100点だったのに」といった誰かと比較するような言葉は使わないようにしましょう。子どものやる気と自信を失わせる原因になります。子ども自身の過去や前回と比較して成長したポイントを見つけて褒めていきましょう。

いろんな教材を与えて詰め込む

様々な教材をただ買い与えても意味がありません。ひたすら詰め込む勉強法は、知識量が増え、反復学習が得意になるというメリットがある一方で、勉強がただの作業となってしまったり、知的好奇心が刺激されにくいなどのデメリットがあります。子どもの得意・不得意分野は何か、どれくらい理解しているのかを正しく把握して、子どもの学習進度に合わせた内容の教材や、学習意欲に応じた教材を用意しましょう。

家庭学習における親のNG行動3つ説明イラスト

私も以前まではついつい、あれもこれもって思って買ってしまってました。(反省)

わが子にとって「今、本当に必要なもの」を見極めないといけないですね。

まとめ

家庭学習を身に付けるために、親にできることは「環境づくり」と「習慣づくり」

子どもの様子をしっかり見守り、子どもに合った声掛けやサポートが大切ですね。

いかがでしたか?
家庭学習・おうち学習について、大切にしたいこと、親のOK・NG行動についてご理解は深まったでしょうか。おうち学習をがんばりたい方のお役に少しでも立てていれば幸いです。

おまけ:家庭学習について参考になる書籍